■プロフィール
1988年、金剛流二十六世宗家金剛永謹の長男として京都に誕生。幼少より、父・金剛永謹、祖父・二世金剛巌に師事。
京都を中心に国内外の多くの公演に出演。自身の舞台の研鑽に精進すると共に、各地での金剛流門弟の指導のほか、大学での講義や部活動の指導、全国各地の小中学校での巡回公演に参加するなど、幅広い世代への普及に努める。
2012年より自身の演能会「龍門之會」主宰。
同志社大学文学部卒業。京都市立芸術大学非常勤講師。
公益社団法人 能楽協会理事。公益財団法人 金剛能楽堂財団理事。
京都市芸術新人賞、京都府文化賞奨励賞 受賞。
重要無形文化財総合認定保持者。
著書「能楽金剛流の歴史と四季の能」(淡交社)
■主な演能
「住吉詣」蘭拍子 子方
「石橋」披キ
「鷺」披キ
「翁」披キ
「乱」披キ
「道成寺」披キ
「望月」披キ
「安宅」披キ
■復曲・新作能
2016年 「名取ノ老女」後シテ
国立能楽堂 特別企画公演〈復興と文化〉特別編〜老女の祈り〜(2021年再演)
2017年 新作能「面影」ツレ
京都・パリ友情盟約締結60周年記念 プレ事業
アンスティチュ・フランセ関西 創立90周年記念
2018年 新作能「沖宮」シテ
作家・石牟礼道子氏 原作、染織家・志村ふくみ氏、志村洋子氏 衣装監修 (2021年再演)
■海外公演
2010年 金剛流スペイン・ポルトガル公演 参加
2015年 「樂―茶碗の中の宇宙」展開催記念ロシア公演 参加
2017年 バチカン勧進能 日本バチカン国交樹立75周年記念企画 参加